何度も言っていますが(でもこのはてなにしてからはそんなに言ってないかも)、私は村上春樹が好きでよく読んでいるて、今また何十回目のノルウェイを読んでる。

ノルウェイの森(上)

ノルウェイの森(上)

これまた何度も言ってますが、私がそもそも恋人にゃー氏と知り合ったきっかけも、彼もまた村上春樹が好きだったから。まだ恋人になる前に交わしたメールのやりとりで、永沢さんは酷い人だと彼が言ってた事を読み返して久しぶりに思い出した。
今まで何度も何度も読んだ本なのに、今、改めて、ああ、私は、今の私は、直子みたいだなぁと、思った。
物語が進むにつれて、最後に直子がどうなってしまうのか私はもう知っているけれど、私はそうはならないけれど、でも今、直子の口から発せられる言葉一言一言が、前に読んだ時よりも深く自分の中に入ってくる。この感覚は何だろう。