人のセックスを笑うな

人のセックスを笑うな [DVD]

という訳で、新年１本目はずっと観たかったこれです。
結構原作の世界が忠実に描かれてる気がする。というかこれはキャストがいい。ユリちゃんは永作さん、みるめは松ケンどっちもぴったりすぎて怖い。唯一残念だったのはえんちゃんの蒼井さん・・・蒼井優自体はかわいいのに、えんちゃん役はどうだろ・・・ってくらい、どーしても共感できないっていうかほんとに邪魔だ！と思ってしまった。私は脇役には基本共感できないタイプなので尚更。それじゃみるめ君に好きになってもらえないよー、と。そういう片想いのどうしようもなさを見せたかったんだろうけど。物の言い方とか可愛げのないところとか私もこっちタイプなんだけどさー。蒼井優はもっとにこにこしたふわふわした役所がいいんじゃないかと（というかそういうイメージしかないので、恋愛ものとなるとどうにも）。
逢いたい、とか、触れたい、とか、そういう湧き上がって来るような気持ちって、私にとっては寂しいことながら今はあまり感じる機会が少なくなってしまったので、この映画を観て恋愛の楽しさとか、この人に触れたいと思う気持ちとか、好きなのにどうにもならないこととか、ひとつひとつ心に響いてああ私も好きな人に逢いたいしこういう風にキスしたいし抱き合いたいなぁって素直に思った。